やっぱりボイスレコーダーにもChatGPTが搭載されました。
お仕事では日常的にボイスレコーダーを使っている人も増えてきましたが、その内容をあとで整理するのが地味に大変って思いませんか?
最近では、ある程度文字起こししてくれるボイスレコーダーアプリもありますが、使い勝手はいまいち。
この記事では、仕事や取材、思考の整理にも使えるChatGPT搭載のボイスレコーダーPLAUD NOTEの使用感をお届けします。
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PLAUD NOTEとは
PLAUD NOTEは、ChatGPTを搭載した超薄型のボイスレコーダーです。
2021年にアメリカで開発されクラウドファンディングで2億円、日本のクラウドファンディングでも2.7億円購入されています。
期待値がとんでもなく高い。
この機能だけみると、まあありがちで普通っぽく見えるのですが、PLAUD NOTEの詳しい機能と、今までのボイスレコーダーのあるあると共に紹介します。
議事録も効率化:PLAUD NOTE機能
PLAUD NOTEが他と違う点は、ChatGTPTを使った文字起こしや内容要約の精度の高さです。
それでは機能も一緒にまとめます。
文字起こし
最近のボイスレコーダーやアプリにもある文字起こしの機能。
他と違うのは「聞き取りの精度」と「間投詞」の除外です。
聞き取りの精度は、話す内容の固有名詞以外はほとんど正解で、録音中に誰かと喋りがかぶったときも、ちゃんと切り分けて文字になってました。
間投詞とは、話ながら「あー」とか「えっとー」とか考えるときに出る言葉。
これもキレイに全部除外されて、読みやすい文章に文字起こしされます。
私が使っていたLINE社のCLOVA Noteというアプリも録音を文字起こししてくれますが、「あ、で、えっ、、、」のような言葉が入ったり、滑舌が悪い人は全く別の言葉になったりします。
そこから修正かけるのが、時間かかっていました。
高音質の録音
音質に関しても十分のクリアに録音してくれます。
しかしクリアな音質で録音できるボイスレコーダーは、アプリなどでも十分クリアなので、驚くほどではないかも。
ただノイズキャンセラ機能がついているため、自動でガヤガヤした周囲の音を制御して聴くことができます。
私が使用していたアプリでは、録音はクリアだけど周囲の音もクリアになるため、聞き取れずレコーダーの意味がありませんでした。
内容の要約
この内容の要約機能は、ChatGPT搭載の得意なところです。
2時間もインタビューすると、前半話したことが思い出せないこともあります。
内容を自動で要約してくれると、会話した内容の大枠を思い出すのにピッタリです。
やや、要約が簡潔になりすぎかなという印象もありますが、要約で内容を思い出せれば、その内容を追記することは簡単です。
PLAUD NOTEアプリのアップデートで改善されるでしょう。
しかも要約した内容をもとに、データにタイトルを付けてくれます。
これがすごく便利で、たくさん溜まったデータもあとで確認する時に重宝します。
他のボイスレコーダーだと、ファイル1とか番号だけのファイル名になって、振り返るときにスケジュールを見て日時で探ることをしてました。
かなりの効率化ですね。
超軽量
最近のボイスレコーダーは、どれも軽量ですし、私はスマホのアプリをボイスレコーダーにしていたので、そこまでメリットには感じていません。
ただクレジットカードに近いので、本当に超軽量ではあります。
通話と連動
次にiPhoneでの、双方の通話を簡単に録音できる機能。
専用のマグ式ケースに入れて、iPhoneの裏につけてワンタッチで通話するだけ。
こちらの話はもちろん、相手の通話も録音してくれます。
お客様との急な通話や商談もとっさに対応できる簡単さです。
自分用の通話記録としても、会社への報告も要約機能を使って簡潔に共有できます。
今までのボイスレコーダー
私が普段ボイスレコーダーを使っていた場面は2つです。
1つ目が、ブレインストーミングのような会議や、紆余曲折しながら道筋を探る会議の時に使用。
2つ目が、自社製品を使用してもらっている複数のお客様に、定期的にインタビューをさせてもらう時に使用。
インタビューまとめで活用
使っていたCLOVA NoteというLINE社のボイスレコーダーアプリでは、インタビュー時の文字起こしや要約がかなり大変でした。
- 声を聞き取って話者ごとにアイコンを分ける機能。
- 喋りをそのままテキストに起こしてくれる機能。
この機能が良さそうでCLOVA Noteを使っていましたが、ランダムに4人が喋るインタビューの場合、話者ごとに分ける機能はほぼ使えません。
いつも10人ぐらいの話者がいるインタビューになっていました。
そして喋りをテキストに起こす機能は、話者の滑舌やスピードについてこれず、半分ぐらいは違う文章です。
そのテキストをベースにして約2時間のインタビュー内容を、文字起こしして要点をまとめる作業。
WEB記事にしたり社内共有するため出来るだけ細かいニュアンスを誤解なく丁寧にする部分もあります。
細切れの時間ではできないので、まとまった時間に集中して一気にやってました。
正直精度がイマイチで使えず、この作業でのストレスは結構ありました。
でも会社としては利用者のインタビューは重要な業務。
もっとインタビューの頻度を増やしたかったこともあり、Xで時々見かけて気になっていたPLAUD NOTEを会社で購入してもらいました。
PLAUD NOTEの気になる点
機能としては革新的でChatGPT搭載のため、かなり仕事の効率化に繋がっています。
現時点で少し気になる点をまとめます。
ランニングコスト
ChatGPTを搭載している分、月1,000円の月額費用がかかります。
ランニングコストがかかるのは少し気になりますが、それ以上の効率化はできるので頻繁にボイスレコーダーを使う方は、気になるほどではないと思います。
日本語の固有名詞が苦手
日本語の固有名詞が苦手なのは、ChatGPT搭載だとどうしようもなさそう。
珍しい苗字の人のテキストは修正するしかありませんね。
充電器
次に充電器の形がUSB Type-Aという規格で、この製品専用の充電器になります。
バッテリーは30時間連続録音できる長持ちバッテリーなので、頻繁に充電が必要ではないですが、できればType-Cなど他の製品と併用できたら良かった。
使いたいシーン
今までボイスレコーダーは、会議とインタビューの時だけ使用していました。
でも「内容の要約機能」が秀逸なので、ボイスメモとしても使うようになりました。
精度高くボイスメモを要約してくれるのは嬉しい!
まだちゃんとまとまってないアイデアや、言語化できないことを、録音しながら長々と喋ります。
かなり回りくどく自分でも整理できていないことが、この機能でスッキリと要約されます。
なんとなくのアイデア段階でも一人喋り、要約されたものを自分で振り返るとスッキリしますし、閃いたことを忘れません。
まとめ
私の場合、PLAUD NOTEはボイスレコーダーとしての使い方だけでなく、要約機能を活用してボイスメモとしての使い方が広がりました。
ちゃんと言語化できないことの頭の整理にも使えて、思い出すのも簡単。
ChatGPTを搭載した製品は、製品自体の進化や私たちの使い方次第で、ボイスレコーダー以上のビジネスアイテムとしての潜在性を持っていると感じます。
これからもアップデートにより、生産性や効率性の大幅な向上が期待できますよ。
他にもChatGPT搭載のAIツールは、どんどん広がってます。
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思いついたアイデアの種を、整理して要約してくれるのは頼もしい。
自分専用の秘書だと思って使用中。